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自走で行く白州バイクロア〜1000コ上のパイセンとラーメンの往路篇〜

自走で行く白州バイクロア〜1000コ上のパイセンとラーメンの往路篇〜

こんにちは
テンプラサイクルの元野球部に間違われる方、ゴウです。
正しくは元バスケットボール部です。

先日のブログで書いた自走で白州バイクロアに行ってみる、という記事の結果報告を書きます。
結果から書くと事故やパンクなどのトラブルは一切なく、東京〜山梨間150kmを往復して2日間で合計300km走ってきました。
復路は降水確率50%以上でずぶ濡れライドを覚悟しましたが、幸いなことに1mmも雨に降られず帰宅できたのでした。

 

 

 

 

以上が結果です。
そしてその「過程」も記していこうと思います。

往路スタートの朝、目覚ましアラームをたくさんかけたのに1時間ほど寝坊。
慌ただしく支度をしてスタート。
朝の南多摩尾根幹線道路(尾根幹)を津久井湖方面に向けて走ります。
寝坊したとはいえ早朝なので土曜日でもサイクリストはほぼ見かけなかったです。

 

 

  

 

津久井湖〜相模湖と甲州街道(国道20号)の裏側を走ってJR中央線の藤野駅辺りから甲州街道に合流してあとはひたすら道なりに走ると白州まで行けます。
ただ、甲州街道は交通量が多いのと、大型トレーラーやダンプなど大型車両がたくさん通り、側道も幅が狭い区間が多いので正直サイクリングに適しているとはお世辞にも言い難い道なのですが、自分はこの道を通る理由がありました。

 

 

 

それがかつて甲州街道(旧)の最大の難所と呼ばれた笹子峠にある「矢立ての杉」を見に行くこと。
矢立ての杉は樹齢1000年を超える杉の木で、平安時代に戦の必勝祈願で源頼朝もこの杉の木に矢を射ったとか(Wikipedia調べ
200年前はさまざまな歌人や作家、浮世絵師などが矢立ての杉を題材に作品を作り、いくつもの茶屋がある名所だったといいます。

 

現在の国道20号線では真下に新笹子トンネルが通っているので、そちらを使えば大幅なショートカットが出来、登りも少なくて済むのですが、一回通った時、ダンプとすれ違う時に手とダンプのタイヤが数cmの距離で掠めた時はリアルな死を感じました。
新笹子トンネルは全長が3km近くあり、ずっと排気ガスが充満した中で狭い側道をスピードを出して走る大型車両を掠めながら走るのはかなり危険です。
そういった経験もあり、迂回路を探していたら良い感じの笹子峠があり、途中に矢立ての杉もあるということで迷いなくトンネルを回避することに決めました。

 

 

 

笹子峠の入り口は看板もあり、わかりやすい。
看板に従って進むとすぐに峠道らしい登りが始まります。
この日は快晴で日差しが暑い陽気でしたが、笹子峠内は杉林で日差しが遮られ少し涼しく走りやすい。
木漏れ日がナイスな道を5kmほど登ると矢立ての杉に到着です。

 

 

 

 

10世紀上の先輩にご挨拶し、しばし休憩。
さすがに矢を射りはしなかったですが、ライドの無事を祈願し出発。
矢立ての杉から少し走ると笹子峠の頂上に着きます。

 

 

 

 

笹子峠の頂上には笹子隧道というトンネルがあり、90年以上前に作られたようですが、比較的新しい印象で定期的に補修されているのかもしれません。
一応、心霊スポットらしいです。
自分は霊感0なので何も感じなかったですが、トンネル内は異常に寒かった。

 笹子隧道を抜けると山梨県甲州市まで一気に降りる下り坂。
ずっと舗装路が続きますが、江戸時代やもっと昔は舗装されておらず、さぞキツい峠道だったんだろうと思いを馳せます。
かつて源頼朝公はどうやって矢立ての杉まで登ったんだろうか、この辺に昔は茶屋があって賑わっていたのかな、なんて想像しているうちにブドウ畑で有名な甲州市勝沼まで到着。
ここまでの走行距離が約100km、あと50kmで白州です。

 

 

 

 

ただ残りの50kmがまあまあ応えました。
ずっと真っ直ぐな甲州街道と市街地の信号地獄、ほぼ側道がない区間と自転車が入れないオーバーパス区間でジワジワ体力が削られます。
平坦なのに笹子峠の方がマシ、というくらいの50km。
唯一良かったのが「みどり食堂」という地元の食堂で美味しいラーメンを頂いたこと。
甲州街道沿いにはチェーンの飲食店やコンビニもありますが、せっかく遠くに来たのなら、その土地のものを食べてみたいのです。

 

 

 

美味しいラーメンで癒されたあとは残り10kmほどゆったり走って白州到着。
バイクロア会場に入る前に「YES! BEGLE くろおび屋」で美味しいベーグルを購入。
東京から踏んで来たと言ったら小さいベーグルのメダル貰いました。
もうこれだけで今回の白州バイクロアは優勝と言っても過言ではありません。

 

 

 

 

その後、近くのスーパーでコーラを買って会場へ。
山梨のひたすら真っ直ぐな道と、夏を感じる日差しで焦がされた身体に白州バイクロアの会場の空気感と冷えたコーラが沁みました。

 

 

 

 

長くなったので復路の過程はPart2に続きます。

 

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