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Salsa Cycles Warbird Carbonって実際どうなの?という話

Salsa Cycles Warbird Carbonって実際どうなの?という話

こんにちは
テンプラサイクルのゴウです。
今年も花粉症の季節がやってきましたね。
自分はくしゃみで起きる日が来ると春と花粉の訪れを感じます。

今回は自分が乗っているSalsa Cycles [Warbird Carbon]のことを書いていきます。(個人の感想が多分に入りますがご了承下さい)

Salsa Cyclesの自転車は「If it ain’t MOTO It’s worthless(楽しくなければ意味がない)」という理念の下、設計・製造しているのでライドを楽しむため個性ともいうべき特徴をトガらせたものが多く、Warbird Carbonもその1つです。

 

 

Warbirdは以前はアルミ製のシクロクロスバイクでしたが、2年前に刷新されグラベルロードバイクに生まれ変わりました。
Salsaのラインナップの位置付けは「グラベルレースバイク」
グラベルやダブルトラックなどの未舗装路をスピード感を持って走れるモデルです。

ロードバイクのパーツが使えるためバイク全体の軽量化が可能。
バイクパッキングでの積載も可能ですが、重い荷物を積むと車体の軽さのアドバンテージが失われるので軽めな荷物の積載がオススメです。

ここまではよくあるカーボングラベルロードと同じですが、Warbirdの個性は「ややスラックジオメトリ」にあります。
MTBではお馴染みヘッド角が寝ているスラックジオメトリは、トレイルやダートロードを安定感を持って走れる設計ですが、それをグラベルロードに落とし込んできたのがWarbird

 



グラベルロードの一般的なヘッド角は71°のものが多いですが、Warbirdは70.75°(サイズ52.5~)、 たった0.25°の差と思うかもですが、この差がグラベルを走る際の直進安定性に大きく関わってきます。グラベルでスピードを出しやすく、かっ飛ばしたくなるのはこの「ややスラックジオメトリ」によるものだと思います。

また、ヘッドチューブが長めでアップライトな姿勢で乗れるのも良いポイント。
「グラベルレースバイク」と聞くとアスリート向きかと想像しがちですが、グラベルロードバイク初めての方でもすんなり乗れてしまうのがWarbirdです。
初心者には丁寧にエスコートしてくれるジェントルマンのように優しく、上級者になると「もっと攻めて走れるぞ」と乗り手を煽ってネクストレベルに引き上げようとしてくるような感覚もWarbirdにはあります。

 

 

自分もWarbirdに乗っていますが軽量なのはもちろん、強度や剛性が思っていたよりあって、カーボン製の自転車は壊れやすいというイメージもありますが、Warbirdに関しては先に自分の身体が壊れそうなくらいガッチリしてるので、ガンガンペダルを踏んでグラベルをかっ飛ばしたい方にオススメ。
もちろんグラベルバイクに優しさを求める初心者の方にもオススメ。
自転車を担いだり押したりする山岳サイクリングのようなシチュエーションでもWarbirdの軽さの恩恵を得られます。

 かつてクロモリのグラベルバイクを山の中で担いでいた頃は、肩や腰への負担が大きく苦労したものですが、Warbirdに乗り換えてからは担ぎのストレスから解消されました。
今ではむしろ押し担ぎを所望するほどです。

 


現在テンプラサイクルではWarbird Carbonのフレームセットを54.5サイズと56サイズ在庫しています。(トップ画の黒いフレームです)
お値段はそれなりにするので、全ての人に合うかといえばそうではないですが、グラベルライドやパスハンティングなどライドの楽しみをとことん追求したい方には全力でオススメできるフレームです。
気になる方はまずご相談下さい〜

 

 

 

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