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フレームの話/ジオメトリーからサイズを導き出す。編

フレームの話/ジオメトリーからサイズを導き出す。編

こんにちは。
ベーやんです。

前回、フレームのジオメトリーの話をさせて頂きましたが、今回はこのジオメトリーを参考に自分に合ったフレームサイズを導き出すという事をお伝えしていこうと思います。 
(前回の話はこちらから→フレームの話/ジオメトリー表を見る。編)

ロードバイクベースでの見方をやっていきます。
多くのグラベルバイクにも応用で見れますので是非参考にしてみて下さい。

まずデメリットとしてフレームサイズが小さすぎると極端にサドルの高さが高くなったり、ハンドルとサドルの距離が短くて常に猫背で乗らないといけなかったりと、身体への負担が大きくなってしまいます。
大きすぎてもどこか身体への負担が生じやすくなります。
腰や肩を痛める原因になります。

では本題に移っていきますが、フレームサイズ選びの基準となるのは「top tube length」または「seat tube length」です。
近年はトップチューブが「スローピング」(トップチューブがハンドル側からサドル側にかけて下に下がっていくフレームの事)しているフレームが多くなりました。

なのでほとんどのメーカーのジオメトリー表には「水平換算」の表記があります。

ざっくり一般的に言われているサイズ分けが以下になります。

・top:490mm→159〜164cm
・top:510mm→163〜168cm
・top:520mm→166〜171cm
・top:530mm→169〜175cm
・top:540mm→172〜178cm
・top:550mm→174〜180cm
・top:560mm→176〜183cm
・top:570mm→179〜186cm

と、いった感じでしょうか。
(表記はあくまでも僕の覚えてる範囲と今までの経験などから記載してます)
前後2cmくらいまで誤差はあるかと。

表記サイズはあくまでも目安です。
メーカーのモデルによってはもっと広い範囲をそうていしたものもあったりします。

ただ皆さん人間1人1人腕の長さや脚の長さ、胴体の長さ等々身体的違いがあるので、何度も言いますがあくまでも目安です。

特に僕は身長が172cm、手足は普通、、、いや、脚が短い、、
これによって僕は毎回サイズに悩まされます。
適用身長サイズのどちらも乗れるから。

こういった場合は使用パーツが決まっていたりするとサイズを選びやすいです。
1つサイズを大きくするとステムを長いのにした時や、セットバックの大きいシートポストを使用した際に大きくて合わなくなります。

ステムを長めにするかも、ポストをセットバックしたの使いたいかもなどの構想がある場合は小さい方のサイズを選ぶが吉です◎

「大は小を兼ねる」と言われますが自転車は逆で「小は大を兼ねる」です。
ただこれも程々じゃないと兼ねません。

seat tube lengthに関してはフレームの形状(ホリゾンタルなのかスローピングなのか)によって大きく変わるので、これは単純にジオメトリー表に記載の長さに15~18cmくらい足してもらってそれが自分も股下の長さ内に収まるか見てみて頂くといいでしょう。
シートポストとサドル付かないと乗れませんからね。

以上ザックリとジオメトリー表から適用身長の見方をお伝えしましたが、出来れば実物を見るのが1番良いです。

ジオメトリー表もあくまでも数値化したものなので、実物と多少の誤差があったりします。
何より先ほども言ったみんな手脚の長さなども違うので。

サイズに迷ったら素直に聞くのがよいでしょう。
それではまた。

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