こんにちは。
入荷情報です。
Kona bikesより2023モデルのグラベルアドベンチャーバイクである『ROVE(ローブ)』シリーズより、クロモリフレームが使用された"ROVE ST"が一部入荷してきております。
202,400円(税込)
size : 50(160-168cmくらいまでの方向け)
color : Gloss Ultraviolet
202,400円(税込)
size : 52(165-172cmくらいの方向け)
coloe : Gloss Earth Green
大手メーカー(マスプロ)のKona bikesはMTBがメインの自転車ブランドであり、カナダ ノースショアのブランドで現在はアメリカとカナダに拠点を置いているブランドです。
MTBがメインのブランドということもありsalsaのようにオフロードに強く、現在は各大手メーカーでも主流となっている「グラベル」「バイクパッキング」モデルも早くから展開していました。
また現在では大手メーカーでは展開の少なくなった「クロモリ」製のフレームもいまだに展開しています。
今回はKonaのアドベンチャーバイクとして展開しているROVEが2023年モデルの中でもいち早く入荷してきました。(一部サイズ除く)
ではROVE STを見ていきましょう。
フロントは2段変速。
グラベルなどではフロントシングル(変速なし)が今だに主流となっていますが、グラベルライドだけにフォーカスを置くとフロントはダブル(2段変速)へ戻ってきている傾向があります。
一番大きな理由としてはギア比の幅がフロントシングルより広いということ。
フロントシングルで現在出ている最高変速段数の13速を使用しても、13段階のギア比しかありません。
これがこのROVEのように、フロント2段、リア9段でも合計18段階のギア比があります。
これと同時に現在グラベルでのライド自体が年々高速化しているのでギア比の幅が広ければ広いほどロードバイクのように速度も出しやすく「もう一段重くしたいのに!(軽くしたいのに!)」というもどかしさが解消されやすいです。
リアは9段変速でコンポーネント(以下コンポ)はこのROVE STはShimano SORAグレードになります。
コンポのグレードとしてはShimanoのロードバイクコンポになり下から2番目(エントリー、デイリーユース向け)になります。
「グレードが低いのか」とお思いの方も多いはず。
しかし自転車のコンポのグレード違いって一番大きいこととしては、変速段数の違いです。
いいグレードになるほど段数が増えます。
その代わり、重量が軽くなります。
ただ上位グレードになればなるほど、重量が軽い=耐久性が下がるということになります。
普通に乗ってて壊れることはありませんが、雑に扱ったりすると壊れる要因にもつながります。
普段もガンガン使って、ぶつけたりもするしっていう使い方ならミドルグレードまで行かなくても十分でしょう。
むしろガンガン使えますのでオススメです。
ブレーキはメカニカル(機械式)のディスクブレーキ。
近年発売される自転車はほぼディスクブレーキです。
例えばBrother cyclesやCRUST BIKEなどリムブレーキモデルを新しく出したりしますが、業界としてはよっぽど特殊です。
Surlyですらリムブレーキモデルは廃盤となったくらいなのでディスクブレーキの普及率が断然高いです。
制動力も良く、メンテナンスもイメージほど複雑ではありません。
フロントフォークには3パックマウントが標準装備なので、近年各メーカーから出ている3点どめのケージなどにも対応しています。
もちろん前後ラックやフェンダーも大歓迎なフレーム設定になっています。
ホイールサイズは650B(27.5インチ)となっており、タイヤはMAXXISのRAMBLERが付いています。
ブロックすぎず、スリックすぎず、舗装路も未舗装路もどちらも対応でいるタイヤとなっています。
ディスクブレーキなのでホイールサイズを変えてみるのも1つの手ですね。
という感じでどちらのカラーの車体も仕様は全く同じです。
フレームカラーの違いのみです。
どんどん値上がりが進んでいる自転車ですが、このご時世でこの価格でクロモリ製グラベルフレームが買えるのはとてもありがたいです。
中古パーツから集めて、1から組んでもこの金額にはなりません。
Kona Rove ST、こいつはなかなかマルチに使えるグラベルバイクって覚えて置いてくださいね。