こんにちは!
テンプラサイクルのゴウです。
スポーツ自転車を売る自転車屋で働くスタッフは複数台自転車を所有していることが多い。
自転車屋あるあるだと思います。
例に漏れず、自分も4台自転車を持っていますが、その中でこの半年間で一番乗っている自転車のことを書こうと思います。
[Brother Cycles KEPLER] 組み上げた当時の状態
UKの自転車メーカーBrother Cycles
創業時から「自分たちが乗りたい自転車をつくる」をモットーに現在はバイクパッキングやグラベルライドなど楽しむための自転車や固定ギア•シングルギアの自転車など幅広いラインナップを持つ自転車ブランドです。
「KEPLER」はBrother Cyclesのラインナップ中、最も汎用性に優れたモデルで多様な使い方ができます。
普段の通勤ライドから週末のバイクパッキングやツーリング、グラベルライドも可能なKEPLER、自動車で例えるなら4ドアSUVって感じでしょうか。
自分は普段の通勤で主にKEPLERを使用しており、買い物ライド、荷物を載せてのツーリング、バイクパッキングなどさまざまな用途で使っています。
使い始めて当初のセッティングから変更したところもあり、以下に画像を載せておきます。
また、半年間KEPLERに乗ってみて気がついたことを3つまとめました。
1. 乗り易い
自分の所有する自転車の中で1番乗っている時間が多いのがKEPLER 。
乗り易いというのは自転車単体のスペックというより、乗り手の用途に合わせて部品の組み合わせが幅広いというのも1つの要素だと思います。
1つの分野で性能を尖らせた方がそのフィールドでのライドが100%楽しくなるのは間違いないですが、乗り易さという点では汎用性のある自転車はライド以外のちょっとした移動でも使い易い場合があるので、結果的に使用用途がはばひろい自転車に乗る頻度が多くなります。
2. 飽きない
一年間で所有する自転車4台がそっくり別の自転車に変わるほど飽き性の自分ですが、KEPLERは半年使っても飽きる気がしません。
昔ながらのホリゾンタルデザインの見た目は少なからず影響しているかもしれませんが、とにかく飽きない。
クラシックな見た目に対して、フレーム規格は最新というディテールもコアな自転車乗りには刺さるポイントかもしれません。
メタリックグリーンのフレームカラーも格好良くて飽きない。
3. 良く走る
自転車は乗ってナンボだと思っているので、走らない自転車や自分の走らせ方に合わない自転車は自然と手放してしまいます。
今まで乗った中で1番良く走ったのはCielo CyclesのSportifだったのですが、それに近い乗り味がします。
さすがに重量は重いですが、汎用性の幅はKEPLERに分がありますし、Cieloに比べて控えめな(地味な) ところも気に入っています。
乗り味などの印象は自分の主観的な感想になってしまいますが、しなやか過ぎるクロモリフレームだとガシガシ踏んだときにフレームが撓んでしまってあまり進まない印象があります。
KEPLERは全く撓まないわけではないですが、パワーをかけても過剰にフレームが撓む印象はありません。
他社のクロモリフレームと比べてヘッドチューブが短く、チェーンステーも大きく扁平させており、フロントフォークもストレート形状なのがシャキッとした乗り味に影響していると思います。
最初にKEPLERを選んだ動機は自分の周りで乗っている人がいなかったのでどんな自転車か気になったのと、それまで乗っていた自転車のパーツや手持ちのパーツで安価に組めそうという理由でしたが、実際乗ってみると汎用性の幅が自分の使い方にハマり、乗り易く飽きない良く走る自転車だと今は思います。
KEPLERはフレームセットで13万円弱、新品パーツで完成車に組み上げると30万円〜という感じなので決して安い自転車ではないです。
しかし、
・毎日20km以上の距離を走る
・休日にロングライドやバイクパッキングライドをする
・クラシックな外見で中身は最新スペックの自転車に乗りたい
・細身のクロモリフレームが好きでスピードも出して走りたい
・他の人とあまり被らない自転車が欲しい
上記に当てはまる方はKEPLERをお薦めします。
きっと良い相棒になってくれるはずです。
テンプラサイクルでは現在KEPLERのフレームセットはグリーンの52,54サイズとピンクの52サイズが店頭在庫があります。
52サイズは身長165cm〜173cm、54サイズは身長170cm〜175cmが適正身長です。
1からKEPLERを組み立てたい方も今の自転車から乗り換えたい方もご相談お待ちしております。
次回、「緊迫のグラベル潜航」
こうご期待!