こんにちは
テンプラサイクルのゴウです。
前回のブログではテンプラサイクル夏休み期間に行ったロングロングライド(札幌〜東京自走帰還ライド)の本州編、青森県八戸市から岩手県一関市までのライド模様を書きました。
今回はロングロングライド本州編2日目、一関市からの続きです。
前日に国道4号線のバイパス道路で真っ暗闇&ハイスピード大型車両のプレッシャーで、あっという間に通り越してしまった平泉町は平安時代に藤原氏が興した浄土思想の理想郷とも呼べる場所で、中尊寺など貴重な文化史跡が残る土地でした。
次に訪れる際はじっくり時間をかけてみて回りたい場所です。
今回は時間の関係上、スキップしてしまった場所やお店がいくつも有り、また再訪したい場所もたくさん出来ました。
一関市も渓流や和菓子、日本酒など見どころがありそうな場所でした。
が、先を急いでいたので東◯INNの朝食バイキングをたらふく食べて出発。
一路、仙台を目指してペダルを踏みます。
国道4号線はバイパス道路こそ終わったものの、相変わらず側道の幅が狭い区間や草だらけのジャングル区間もあり、スピードはそれほどノらずマッタリペースでのライドでしたが、大崎市を過ぎて仙台市が近づくとだんだん道のコンディションも良くなり、風景も田園から都市部のそれに変わっていきます。
仙台市は完全に大都会。
特に仙台駅周辺は新宿かと思えるくらいの栄えっぷり。
さすがは東北随一の都市、伊達政宗公ゆかりの地 仙台。
仙台まで来たら本場のヤツを食べなければ、ということでお昼はタン焼きです。
仙台ローカルにも観光客にも支持されている「一隆」さんのタン焼きは分厚く、歯ごたえ抜群でいつまでも噛んでいられるタン焼きでした。
おかげで朝から自転車を漕いで消耗したHPゲージも満タンに。
焼肉などで食べるタン塩とは全く違う「タン焼き」を堪能して仙台駅周辺をぶらつきます。
盛岡駅周辺も栄えていましたが、仙台は規模が違いました。
東京に帰ってきたと錯覚するほど街の規模や雰囲気、人の活気が溢れている都市でした。
仙台から福島方面に走り出すと風景はまた田園に戻り、国道4号線もお馴染みの道に。
田園風景で癒され、激幅狭側道で消耗し、ジャングル地帯と超快適な幅広舗装したての道、など繰り返して福島県に入ります。
途中で「元祖ラーメンショップ」と書かれたお店を発見。
でも元祖は羽田の椿食堂だった気が…
急なラーメンショップの登場で、この後福島県に入ってからもずっとラーメンショップの口で走り続けました。
福島駅付近で日没。
幸い日が暮れた後も福島県の国道4号は街灯がある区間が多く、路面も荒れていなかったので走りやすかったです。
それでもずっと脳裏にチラつくラーメンショップ。
HPゲージも残りわずかという時に抜群のタイミングでラーメンショップ椿 二本松店との邂逅。
最高のタイミングでした。
空腹を幸福で満たすと眠くなるのは人間の性で、二本松市から本宮市までは問題なく漕ぎ続けたのですが、郡山市が近づくにつれて眠気もピークに。
このままでは路上で寝る勢いだったので郡山の東◯INNにチェックイン。
深夜までチェックイン可能なビジネスホテルは宿泊のツーリングライドと相性が良いです。
特に自分のような行き当たりばったりライドをする方にとってはオススメ。
今回のロングロングライドの良かったところは国道4号線という老舗国道沿いには各県の主要都市が有ったこと。
眠くなれば宿もあり、自転車がトラブルに遭った際でもスポーツ自転車屋さんもある。
万が一、力尽きてライドできなくなってもJRの路線が通っているので輪行もできる。
そういったセーフティーを用意してあったことで、余計な心配をせずライド出来たことが25kgくらいの重量の自転車で連日200km以上の距離を走った秘訣かと思います。
宿に着いたらシャワーを浴びて、即寝ます。
明日の行程は明日考える。
翌日は250kmオーバーの距離で、猛烈な暑さに苦しめられることになるとはまだ知る由もありませんでした。
本州編3日目に続きます。