こんにちは。
ベーやんです。
朝晩が少し涼しくなりました。
スーパーでも某ビールの秋味や梨味、ぶどう味など秋商品が増えましたね。
食欲の秋が近づいてきてますのでまた自分の体重が増えすぎないか心配です。
さて今日は体重ではなくて自転車の体重(重量)についてお話していきます。
今年の夏にバイクパッキングされた方などで今年でバイクパッキングの回数も増えた方が多いようです。
皆さんこなれてきた頃に次のステップアップをする方も同時に増えてきたのですが、tempraをご利用頂いている皆さんで多く聞くのが「軽量化したい」。
実際にパッキングやライドには慣れてきたけど輪行時が重い…
担ぎ上げが重い…
などの意見が出てきています。
パッキングするギアの量や重さなどにも関係してきますが、自転車自体(フレーム)の重さはそのままになります。
なのでどう自転車自体を軽くするのか？
これまでにtempraでご購入頂いた方にも、これから購入を検討されてる方にも多いのですが、皆さん「クロモリ」フレームを希望される事が多いです。
フレームの素材で現在主流とも言えるものは「クロモリ」「アルミ」「カーボン」「チタン」この4つと言えるでしょう。
例えばこちら。
これは現在絶賛北海道から帰ってくるブログを投稿しているゴウの車体ですが、Brother CyclesのKeplerというクロモリ素材のフレームの自転車になります。
クロモリとは「クロムモリブデン」というざっくりいうと鉄素材になります。
見た目はフレームのパイプも細くてシンプルでスタイリッシュですよね。
では次にこちら。
こちらはSalsa cyclesのStormchaserになりますが、素材はアルミ。
そう「アルミニウム」です。クロモリみたいにシュッとはしていなくてがっちりとした造形のフレームになります。
アルミは加工性に優れていて大量生産などがしやすい素材です。
ジュースの缶が身近にありますね。
では次にこちら。
こちらはSalsaのWarbirdというモデルになりますが、こちらはカーボンです。
カーボンは「カーボン」です。
様々なスポーツギアなどにも使用されています。
登山で使用するトレッキングポールにもカーボンってありますよね？
あとは釣り竿などでも使用されています。
軽く、強い素材として聞いたことありませんか？
フレームも太くてヌルッとした流線形なシルエットになりますね。
そして最後がこちら。
こちらはSeven CyclesのEvergreen SLというモデルですが、こちらはチタンフレームになります。
「チタニウム(タイタニウム)」はキャンプ時に使用するテントのペグやカップ、クッカーなどで使用されている素材です。
こちらはクロモリと同様丸パイプが主流で軽いです。
しかしカーボンと同等のコストかそれ以上となります。
さて、紹介した4つの素材から作られている自転車フレームですが、重量としてはどうなのか？
ざっと見てみましょう。
・クロモリ→2.7〜3.4kg(完成車11kg〜14kgくらい)
・アルミ→2.3〜2.7kg(10.5kg〜12kgくらい)
・カーボン→1.7〜2.0kg(8.5kg〜10kgくらい)
・チタン→2.0〜2.3kg(9kg〜11kgくらい)
※全てグラベルバイクでの大まかな値。
ざっとグラベルモデルだとこんな感じでしょうか。
あとは各メーカーや使用されているフォークの素材などにもよって差が出てきます。
また各素材ごとでも重量の差は様々です。
「カーボンなのに重い」とかあったりします。
その辺の詳しい話はまた別の機会にしましょう。
今回は軽さをメインに進めます。
上記の重さで比べるとやはりカーボンが一番軽いですね。
上でも紹介させて頂いたSalsaのWrabirdですがこちらはフレームとフルカーボンフォークとを合わせても1.78kgしかありません。
2Lの水よりも軽いんです。自転車なのに。
まず分かったのが単純に「カーボンは軽い」なので自転車の軽量化をする場合はカーボン素材のパーツやフレームに交換することが分かりやすいでも。
強度とかパーツ部位によっては…っていう話も追々。
しかし、例えばパーツを全てカーボンにしたら軽いのか？と言われると本体のフレームがめちゃ重かったらそこまで意味がないかも…
パーツを全て交換するよりもカーボンフレームの完成車を買ってしまった方が安く済むなんて事も全然あります。
この辺りは僕らにご相談頂ければと思います。
ということで今回は車体の重量についてお勉強しましたね。
次回はここで一番軽かったカーボンについてお勉強していきましょう。
では。