AACR 2022振り返り〜補給グルメ編〜

テンプラサイクルのゴウです。

４月１７日に開催されたアルプス安曇野センチュリーライド2022(AACR 2022)に参加してきました。
安曇野は祖父母の家から近く、幼少時の帰省の際はよく祖父母のリンゴ畑で遊んだものでした。
もう10数年は安曇野には行っていなかったのですが、久々に訪れた安曇野は変わらない風景がありました。

そんなエモーショナルな導入ですが、ライドの内容は置いておいて AACR 2022で食べた物の話を書こうと思います。
AACR 2022の160kmコースには６箇所(ゴール含めると７箇所）のエイドがあり、全てのエイドで食事が提供されます。
最初は食事多すぎでは？と思っていたのですが、振り返ると全然多くはありませんでした。

ライド当日、朝６時にスタート。
スタート直前は長蛇の列。一度に全員走り出すと危ないので分散スタートです。
最初のエイドは23km先の国営アルプスあずみの公園(堀金・穂高地区）
長野市のベーカリーのやさいパンとポロネギのスープ。
気温が２〜３℃の中を走ってきたので、意外と体力を使っていて秒で完食。
冷えた身体に温かいスープは格別です。
朝ごはんを食べてこなかった補正もあるかもですがスープがとても美味しい。
見た目が簡素に見えてしまってパンとスープには申し訳ないですが、食べ終わると朝から良いもの食べた感が強かったです。

更に20km走り、第２エイドの国営アルプスあずみの公園(大町・松川地区）
同じ名前の公園でしたがこちらの方が新しい感じでした。
提供されたのは豆腐汁とよもぎ大福。
どこのお店だったか寒さで忘れました。すみません...
まだ気温が1桁なので温かい汁物が染み渡ります。
豆腐も固め濃いめで美味しかった。よもぎ大福もなかなかのマッチング。
食事を提供するボランティアの方が猫耳を着けていてそっちが印象に残りました。

また20kmほど走り青木湖手前の鹿島槍の第３エイドに到着。
ここでの補給食事はネギ味噌おにぎりとお漬物。
第３エイドに着く頃には気温も上がり、汗もかいたところで濃いめのネギ味噌と塩分濃度高めの野沢菜と大根漬けが一瞬で身体に吸収されていきます。
固めに炊かれたお米のおにぎりもネギ味噌・漬物両方とも相性がよく、いつ食べ終わったか分からないほどのスピードで完食。
冷たいおにぎりが美味しいと思えたのは小学校の登山合宿以来でした。

第４エイドは白馬のログホテル「ルポゼ白馬」にて石釜焼きピザとミネストローネをいただきます。
第３エイドから20km弱で第４エイドだったのですが、白馬町から見える北アルプスの風景を眺めながら走っていたので実質０カロリー。
それでもエイドに着けば都合良くお腹は減る訳で、ピザ待ちの列に並びます。
普段食べるピザはなんとなく罪悪感が残りますが、ライド中のピザは多幸感しか残りません。
美味しかった。
冷えたコーラが欲しくなりましたが、近くになかったのでゴール後にピザの余韻でコーラ飲むほど。
ライド中のピザは危険です。

第4エイドから折り返し、再度鹿島槍の駐車場にて第5エイド。
10kmちょっとの距離ですが、体がカロリーを欲しているので罪悪感なく食事をいただきます。
第5エイドの食事は長野といえばの「おやき」とわらび餅。
おやきもわらび餅も一口サイズだったので秒で完食。
ゆっくり休憩していると一緒に走っていたメンバーがあることに気がつきました。
「次の第6エイドまで36Kmもある…」
今まで20km以内で補給を繰り返していた我々にとって倍ほどの距離、さらにエイドの制限時間もあったので巻きで出発することに。

昼過ぎまでは平穏な天気でしたが14時くらいから急に風が強くなり、道中の梓川河川敷ではまあまあの向かい風のなかようやく第6エイドに到着。
食事はゴマおはぎとりんごジュース。
ボランティアの方のご厚意でジュースを凍らせてシャーベット状にしたのも選べたので迷わずシャーベットにしました。
気温もそれなりに上がっていたので熱冷ましの最適解でした。
さすがにカロリー消費が著しく、おはぎは写真を撮り忘れるくらいのスピードで完食。
もはや食べたことすら忘れるくらい。